第2回若木杯争奪 関西学生剣道大会(旧 関西学生剣道新人大会)

 12月17日~18日、「滋賀県立武道館」において第2回若木杯争奪 関西学生剣道大会が無観客試合として開催されました。本大会は、1987年(昭和62年)から33回続いた関西学生剣道新人大会を発展的継続させる形で昨年度新たに創設されました。従来の新人大会は、対象が2年生以下でしたが3年生以下とし、試合内容が男子団体戦・女子個人戦でしたが男女とも団体戦のみとなり、男子は7人戦または5人戦・女子は5人戦または3人戦の各部門制の大会となりました。

 因みに大会名「若木杯」には「引退した4回生が残してくれた伝統を養分にして新しい木が生まれる。若い木は冬の寒さにも、いろいろな試練にも負けずたくましくぐんぐん伸びて成長していく。このような若木にあやかって、若々しさと力強さのある大会にしたい」という主催者側の思いが込められています(大会パンフレットより)。

 本学を含めた出場各大学4年生が引退した3年生以下の新チームにおける力量を計る新大会に、本学は次の布陣で臨みました。

  

  男子 7人制の部     

     林  幹大 (3年 明石城西高等学校出身)

     福山 雅大 (3年 大阪府立刀根山高等学校出身)

     森島 憲英 (2年 滝川第二高等学校出身)

     山本  潤 (2年 滝川第二高等学校出身)

     河野 涼介 (2年 下松工業高等学校出身)

     西岡 佳祐 (2年 東海大学附属仰星高等学校出身)

     菅野 聖也 (1年 滝川第二高等学校出身)

     加地 秀碩 (1年 宝塚西高等学校出身)

     藤川 明空 (1年 奈良育英高等学校出身)

     

  女子 5人制の部     

     宮﨑 胡春 (3年 甲子園学院高等学校出身)     

     田中 麻裕 (3年 明石高等学校出身)

     中里 萌々 (3年 滝川第二高等学校出身)

     中野 桃花 (2年 玉島高等学校出身)

     若林 夏帆 (1年 甲子園学院高等学校出身)

     武田 留佳 (1年 岡山県立玉島高等学校出身)

     望月 未来 (1年 福井工業大学附属福井高等学校出身)

 

 本学が男子7人制部門・女子5人制部門に出場した今大会は、以下の結果となりました。

 

  男子 1回戦 甲南大学 2(6) - 4(9) 芦屋大学     

     →1回戦敗退      

  女子 1回戦 甲南大学 4(8) - 0(0) 大阪大学

     2回戦 甲南大学 0(0) - 3(5) 関西学院大学      

     →2回戦敗退

 

以上の通り、男子は初戦で近年、台頭著しい芦屋大学相手に中堅戦までのシーソーゲームから後半、一気に突き放され、惜敗しました。女子は初戦で大阪大学に快勝しましたが、続く2回戦で聳え立つ関西学院大学の壁を越えることはできず、完敗を喫しました。男女とも悔しい結果に終わった今大会ですが、これが現在、本学新チームの立ち位置と捉え、現役部員におかれては来年に向けて、今大会で顕在化した課題を克服すべく、明日からの稽古に励まれんことを願います。

 また、今大会には、本学より以下の先輩方に大会役員・審判員の労を取っていただきました。

  

  大会副会長    石田 明久 先輩(S57年卒)  

  大会委員・審判員 友澤  剛 先輩(H14年卒)    

 

 なお、本大会の結果は次の通りです。

 

  男子7人制の部

    優勝  京都産業大学

    準優勝 関西学院大学

    第三位 摂南大学

    第三位 大阪体育大学

  男子5人制の部

    優勝  桃山学院大学

    準優勝 奈良教育大学

    第三位 京都先端科学大学

    第三位 京都工芸繊維大学

  女子5人制の部

    優勝  関西学院大学

    準優勝 園田学園女子大学

    第三位 近畿大学

    第三位 大阪教育大学

  女子3人制の部

    優勝  姫路獨協大学

    準優勝 武庫川女子大学

    第三位 奈良女子大学

    第三位 奈良大学

  →全試合結果

会場となった滋賀県立武道館。
会場となった滋賀県立武道館。
会場は琵琶湖畔に位置する絶好のロケーション。
会場は琵琶湖畔に位置する絶好のロケーション。

大会当日は琵琶湖の向こうに聳える比叡山も冠雪。
大会当日は琵琶湖の向こうに聳える比叡山も冠雪。
各部門開始式に先だって「新型コロナウィルス感染症が収束するまでの暫定的な試合審判法」講習を実施。
各部門開始式に先だって「新型コロナウィルス感染症が収束するまでの暫定的な試合審判法」講習を実施。

大会1日目の女子5人制の部。本学(右側)は初戦で大阪大学と対戦。
大会1日目の女子5人制の部。本学(右側)は初戦で大阪大学と対戦。
大会2日目の男子7人制の部開始式。道場には1・2試合目を控えた選手のみ整列。
大会2日目の男子7人制の部開始式。道場には1・2試合目を控えた選手のみ整列。

相手校と対峙する本学男子選手たち。
相手校と対峙する本学男子選手たち。
本学男子は開会直後の第一試合。正面への礼で初戦が始まる。
本学男子は開会直後の第一試合。正面への礼で初戦が始まる。

林幹大 主将(3年)
林幹大 主将(3年)
森島憲英 選手(2年)
森島憲英 選手(2年)

山本潤 選手(2年)
山本潤 選手(2年)
河野涼介 選手(2年)
河野涼介 選手(2年)

西岡佳祐 選手(2年)
西岡佳祐 選手(2年)
菅野聖也 選手(1年)
菅野聖也 選手(1年)

加地秀碩 選手(1年)
加地秀碩 選手(1年)
本学男子の今大会は初戦敗退に終わった…
本学男子の今大会は初戦敗退に終わった…

試合終了後、石田先輩のアドバイスに耳を傾ける本学選手たち。
試合終了後、石田先輩のアドバイスに耳を傾ける本学選手たち。
試合終了後、神妙な面持ちで入江監督のもとに集合する本学選手たち。
試合終了後、神妙な面持ちで入江監督のもとに集合する本学選手たち。