第41回全日本女子学生剣道優勝大会

 生憎の雨に見舞われた11月13日、愛知県「春日井市総合体育館」において第41回全日本女子学生剣道優勝大会が開催されました。本大会は、各地区連盟より割当に従って選出された代表校56大学が日本一の座を争う女子団体試合で、関西地区からはベスト8進出の各大学に加えて、ベスト16進出の8大学中、敗者復活戦を勝ち抜いた3大学の計11大学が出場します。本学も、去る9月11日の関西予選において敗者復活戦を勝ち抜き、平成30年以来、4年ぶりとなる出場を果たし、以下の布陣で今大会に臨みました。

 

  酒井 奈美 (4年 履正社高等学校出身)

  宮﨑 胡春 (3年 甲子園学院高等学校出身)

  中里 萌々 (3年 滝川第二高等学校出身)

  田中 麻裕 (3年 明石高等学校出身)

  中野 桃花 (2年 玉島高等学校出身)

  若林 夏帆 (1年 甲子園学院高等学校出身)

  武田 留佳 (1年 玉島高等学校出身)

 

 以上の出場選手を始め、大会前日の午前中に本学道場で最終調整を終えた女子部員たちは午後より現地入りし、夜には伊藤明裕 師範、竹内健互 部長、名古屋市在住の川渕孝樹 先輩(S45年卒)もご参加いただき、指導陣と女子部員による懇親会・激励会を開催しました(この会における女子部員分の会費は縦之会より支援しております)。

 大会当日、コロナウィルス感染症感染拡大抑止を目的として、出場各大学選手・監督・部長以外は応援部員と指導者のみに入場が制限される中、本学は、激戦区関東から敗者復活戦を勝ち抜いた大東文化大学との初戦を迎えます。1本先取するも反撃に遭い引き分けに持ち込まれた次鋒戦から中堅戦、副将戦とお互いに決め手を欠いた引き分けの後、大将戦で惜しくも1本負けを喫しました。よって、本学4年ぶりの大舞台は初戦敗退で幕を閉じました。

 

  1回戦 甲南大学 0(1) ー 1(2) 大東文化大学

 

  関西予選においては敗者復活戦の末、出場権を獲得した今大会、ここに至るまでには、伊藤師範を始めとする指導陣の熱心なご指導のもと、今大会を最後に引退する4年生 酒井女子主将のリーダーシップ、それを支える3年生の団結力が女子部員を4年ぶりの大舞台へ導いたに他なりません。去り行く唯一の4年生が作った少数精鋭集団を引き継ぐ3年生以下9名の女子部員は、この大舞台での貴重な経験を糧に、来年、またこの地に立つべく、明日からの稽古に臨まれんことを切に願います。 

 

 また、大会当日、ご来場賜りました先生・先輩方に、厚く御礼申し上げます。

 

  ご来場の先生・先輩  伊藤 明裕 師範

 (女子監督を除く)   竹内 健互 部長

             山本 眞人 強化委員(S46年卒)             

             田頭 啓史 強化委員(S52年卒)

                                       

 なお、本大会の結果は次の通りです。

  

  優勝  鹿屋体育大学(4年ぶり11回目)

  準優勝 日本体育大学

  第三位 法政大学

  第三位 星城大学

  →試合結果 

56大学383選手が出場の今大会
56大学383選手が出場の今大会
決戦を前に相手校と対峙する本学選手たち(手前側・赤目印)。
決戦を前に相手校と対峙する本学選手たち(手前側・赤目印)。

先鋒 若林選手(1年)
先鋒 若林選手(1年)
次鋒 武田選手(1年)
次鋒 武田選手(1年)

次鋒戦で1本先取する武田選手。本学この日唯一の有効打となった…
次鋒戦で1本先取する武田選手。本学この日唯一の有効打となった…
中堅 中野選手(2年)
中堅 中野選手(2年)

副将 宮﨑選手(3年)
副将 宮﨑選手(3年)
大将 酒井主将(4年)
大将 酒井主将(4年)

前日には名古屋市内で伊藤師範、竹内部長、川淵先輩、田頭先輩、菅沼監督ご出席のもと、指導陣と女子部員との懇親会・激励会を開催。
前日には名古屋市内で伊藤師範、竹内部長、川淵先輩、田頭先輩、菅沼監督ご出席のもと、指導陣と女子部員との懇親会・激励会を開催。
伊藤師範、竹内部長他、ご来場の指導陣と本学女子部員たち。
伊藤師範、竹内部長他、ご来場の指導陣と本学女子部員たち。
2018年以来、4年ぶりの大舞台に帰って来た本学女子部員たち。この日を最後に引退する唯一の4年生、酒井主将を囲んで。
2018年以来、4年ぶりの大舞台に帰って来た本学女子部員たち。この日を最後に引退する唯一の4年生、酒井主将を囲んで。

写真提供:本学女子部員