第70回関西学生剣道優勝大会・第46回関西女子学生剣道優勝大会

 コロナウィルス感染症感染拡大も第7波の中にあり、感染者数も依然として高止まりの状況で推移する9月11日、「エディオンアリーナ大阪」(大阪府立体育会館)において第70回関西学生剣道優勝大会・第46回関西女子学生剣道優勝大会が開催されました。関西学生剣道連盟加盟の男子45校、女子43校の頂点を争う団体戦(男子7人戦・女子5人戦)である本大会に、本学は次の布陣で臨みました。

  

  男子 久保田 祐生(4年 西大寺高等学校出身)

     井上 丈一郎(4年 広島皆実高等学校出身)

     竹内 悠真 (4年 比叡山高等学校出身)

     林  幹大 (3年 明石城西高等学校出身)

     森島 憲英 (2年 滝川第二高等学校出身)

     河野 涼介 (2年 下松工業高等学校出身)

     山本  潤 (2年 滝川第二高等学校出身)

     西岡 佳祐 (2年 東海大学附属大阪仰星高等学校出身)

     菅野 聖也 (1年 滝川第二高等学校出身)

     

  女子 酒井 奈美 (4年 履正社高等学校出身)

     宮﨑 胡春 (3年 甲子園学院高等学校出身)

     中里 萌々 (3年 滝川第二高等学校出身)

     田中 麻裕 (3年 明石高等学校出身)

     中野 桃花 (2年 玉島高等学校出身)

     若林 夏帆 (1年 甲子園学院高等学校出身)

     武田 留佳 (1年 玉島高等学校出身)

 

 本大会は全日本学生剣道優勝大会の予選であり、男女ともに上位8校と敗者復活戦(上位16校の内、上位8校を除く8校で行う試合)の勝者(男子4校・女子3校)が、その出場権を得ることができます。なお、今大会の上位8校は次年度本大会組合せにおけるシード権を得ることができます。選手・監督意外に、役員・審判員・報道等の関係者の他、各大学部長・応援部員に限って入場制限が緩和される有観客試合として開催された今大会は、感染対策が講じられた上で、会場内の人数を考慮し、昨年度大会同様、女子優勝大会終了後に男子優勝大会を開始する試合進行となりました。平成26年度本大会以来、男女ともに失ったシード権の奪還(ベスト8進出)を第一目標として、今大会に臨んだ本学の試合は以下の結果となりました。

 

  男子 1回戦 甲南大学 1(4)本- 1(3) 大阪大学

     2回戦 甲南大学 1(2) - 5(8) 関西大学

     →ベスト16 

     敗者復活戦 

          甲南大学 1(3) - 2(3) 姫路獨協大学 

          

  女子 1回戦 甲南大学 1(2)本- 1(1) 天理大学

     2回戦 甲南大学 0(0) - 4(6) 園田学園女子大学      

     →ベスト16

     敗者復活戦

         甲南大学  2(3) - 0(1) 神戸学院大学

     →全日本大会出場

 

以上の通り、男子は敗者復活戦の末、昨年度に続く全日本大会出場は果たせませんでした。女子は初戦、本大会14度の優勝を誇る(内、昭和59年から平成2年まで7連覇)強豪の天理大学相手に本数勝ちを納め、続く2回戦で立ちはだかった園田学園女子大学の壁を越えること叶いませんでしたが、敗者復活戦の末に全日本大会への出場権を得ることができました。女子においては直前にコロナウィルス感染拡大の影響を受ける中、見事にチャンスをものにすることができたのは、部員たちの取組みも去ることながら、伊藤明裕 師範、監督・助監督、強化委員の先輩方による熱心なご指導の賜物であり、縦之会会員一同、ここに厚く御礼申し上げます。

 また、今大会には、本学より以下の先輩方に大会役員・審判員の労を取っていただきました。

  

  大会副会長 石田 明久 先輩(S57年卒) 

  大会委員  友澤 剛  先輩(H14年卒) 

  審判員   杉本 安隆 先輩(S61年卒)    

 

 なお、本大会の結果は次の通りです。

 

  男子優勝  近畿大学(4年ぶり8回目)

    準優勝 大阪体育大学

    第三位 関西大学

    第三位 関西学院大学

  →試合結果

  女子優勝  同志社大学(13年ぶり2回目)

    準優勝 大阪体育大学

    第三位 園田学園女子大学

    第三位 京都産業大学

  →試合結果

女子開始式。本年も43大学258名が出場の今大会。
女子開始式。本年も43大学258名が出場の今大会。
決戦を前に相手校と対峙する本学女子選手たち。         写真提供:石田明久 先輩
決戦を前に相手校と対峙する本学女子選手たち。         写真提供:石田明久 先輩

女子閉会式。同志社大学が13年ぶり2回目の優勝を飾った。
女子閉会式。同志社大学が13年ぶり2回目の優勝を飾った。
今大会も開始式に先立ち出場選手に向けて「コロナ禍における暫定的試合審判法」の説明があった。
今大会も開始式に先立ち出場選手に向けて「コロナ禍における暫定的試合審判法」の説明があった。

男子開始式。本年も45大学370名が出場の今大会。
男子開始式。本年も45大学370名が出場の今大会。
ほぼ開会直後となった1回戦を前に待機する入江監督と選手たち。
ほぼ開会直後となった1回戦を前に待機する入江監督と選手たち。

相手校と対峙する本学男子選手たち。
相手校と対峙する本学男子選手たち。
前半リードされるも後半4年生の意地で逆転勝ちの1回戦終了後。薄氷を踏む試合を制した後の監督や選手に安堵の表情はない。
前半リードされるも後半4年生の意地で逆転勝ちの1回戦終了後。薄氷を踏む試合を制した後の監督や選手に安堵の表情はない。

僅差で全日本大会出場を逃した敗者復活戦直後。この瞬間、本学男子選手たちの関西大会は終わった…。
僅差で全日本大会出場を逃した敗者復活戦直後。この瞬間、本学男子選手たちの関西大会は終わった…。
男子閉会式。近畿大学が4年ぶり8回目の優勝を飾った。
男子閉会式。近畿大学が4年ぶり8回目の優勝を飾った。

平成30年以来4年ぶりに全日本大会への切符を手にした今大会出場メンバー。
平成30年以来4年ぶりに全日本大会への切符を手にした今大会出場メンバー。
プレイングマネジャーとして選手たちを支えた井上主務と今大会出場メンバー。
プレイングマネジャーとして選手たちを支えた井上主務と今大会出場メンバー。
チームを牽引した酒井主将と選手を囲む菅沼監督、本学女子部員たち。※写真撮影のためマスクを外しています。
チームを牽引した酒井主将と選手を囲む菅沼監督、本学女子部員たち。※写真撮影のためマスクを外しています。