終日雨模様の母の日となった5月13日、神戸市立中央体育館(神戸市中央区)において、第60回神戸市民剣道大会が開催されました。本大会は個人戦と団体戦で構成されますが、特に団体戦において縦之会は、過去10年で準優勝3回、3位3回と、輝かしい戦績を誇り、5年前も準優勝に輝いております。本年も51チームが参加した本大会に、縦之会から以下の先輩方が出場されました。
監督 小林 進 先輩(S52年卒)
先鋒 河野 剛輝 先輩(H22年卒、四段)
次鋒 奥村 康宏 先輩(H16年卒、六段)
中堅 右田 直規 先輩(H28年卒、五段)
副将 高尾 英生 先輩(H12年卒、六段)
大将 入江 尚吾 先輩(H11年卒、錬士六段)
以上の布陣で臨んだ今大会は、3回戦まで相手チームに1本しか与えることなく順調に勝ち進み、特に先鋒の河野先輩は2年前の本大会ぶりに面を着けたとは思えない健闘ぶりでした。そして、準々決勝で前年度優勝チームであるカンキとの対戦を迎えます。兵庫県警察元首席師範を指導者に迎え、強豪大学出身者を揃える実業団チーム相手に、各々健闘しましたが、その勢いを止めることができず、入賞を逃しました。惜敗に悔しさを滲ませる選手達でしたが、初出場の右田先輩や、先月昇段を果たした奥村先輩、若手高段者らしくいぶし銀の活躍を見せた入江先輩と高尾先輩など、各人随所に現役時代の片鱗を思い起こさせる奮闘ぶりでのベスト8進出でした。
また、本大会には縦之会チーム以外からも、以下の先輩方が出場され、各々健闘されました。
濱田 徳明 先輩(H10年卒、錬士七段、葺合少年剣友会より出場)※大会申込時は六段
河野 悟 先輩(甲南高等学校H20年卒、三段、神戸市教職員Aチームより出場)
以上
なお、今大会の結果は次の通りです。
優勝 ㈱カンキ
準優勝 葺合少年剣友会
第三位 筒剣会A
第三位 神戸国際剣道会
最後に、今大会準々決勝の先鋒戦において、河野先輩がアキレス腱を断裂し、救急搬送されるアクシデントがありました。負傷した河野先輩には縦之会会員一同、心よりお見舞い申し上げますと共に、迅速かつ適切な処置をいただきました神戸市剣道連盟役員の先生方、搬送時にチームや本人に付添いいただきました山本眞人 先輩(S46年卒)と小林進 先輩(S52年卒)には、心より御礼申し上げます。
第1回戦 | ||||
団体 | 縦之会 | 3(6) | 0(0) | 飛鷹館 |
先鋒 | 河野 | 引き分け | 米田 | |
次鋒 | 奥村 | メコ | 青野 | |
中堅 | 右田 | 引き分け | 白土 | |
副将 | 高尾 | ココ | 堀田 | |
大将 | 入江 | コメ | 久保田 |
第2回戦 | ||||
団体 | 縦之会 | 3(6) | 0(1) | 新明和B |
先鋒 | 河野 | メメ | 佐藤 | |
次鋒 | 奥村 | ド | 三木 | |
中堅 | 右田 | メメ | 柴原 | |
副将 | 高尾 | 引き分け | 岸良 | |
大将 | 入江 | ドメ | 岸本 |
第3回戦 | ||||
団体 | 縦之会 | 5(6) | 0(0) | 神戸市教職員A |
先鋒 | 河野 | コ | 久門田 | |
次鋒 | 奥村 | コ | 河野 | |
中堅 | 右田 | メ | 米田 | |
副将 | 高尾 | コメ | 米田 | |
大将 | 入江 | ド | 浅野 |
準々決勝戦 | ||||
団体 | 縦之会 | 0(2) | 4(9) | ㈱カンキ |
先鋒 | 河野 | 棄権 | ○○ | 京谷 |
次鋒 | 奥村 | メコ | 吉川 | |
中堅 | 右田 | メメ | 黒木 | |
副将 | 高尾 | メ 引き分け コ | 大澤 | |
大将 | 入江 | コ | ドメ | 森永 |