第27回関西学連剣友剣道大会(関西OB大会)

 新春の陽気に包まれた1月7日、「兵庫県立武道館」(姫路市)において第27回関西学連剣友剣道大会が開催されました。本大会は「OB大会」の名で親しまれる、関西学生剣道連盟加盟大学卒業生及び関西在住の他地域学連卒業生による大学対抗団体戦です。試合は性別、年齢により男女各2部門に区分され、それぞれのチーム編成、チーム数、年齢規定は以下の通りです。

部門 チーム編成 チーム数 年齢規定 備考
男子1部 5名編成  4チームまで出場可 先鋒/次鋒 22歳以上

チーム編成上、年齢基準に合致しない場合は、

合計年齢が149歳以上(大将の年齢は40歳以上)

中堅/副将 30歳以上
大将    45歳以上
男子2部 3名編成 4チームまで出場可 先鋒    50歳以上

チーム編成上、年齢基準に合致しない場合は、

合計年齢が165歳以上

中堅    55歳以上
大将    60歳以上
女子1部 5名編成 4チームまで出場可 先鋒    20歳以上

チーム編成上、年齢基準に合致しない場合は、

合計年齢が121歳以上(大将の年齢は27歳以上)

次鋒/中堅 22歳以上
副将    27歳以上
大将    30歳以上
女子2部
3名編成
4チームまで出場可

先鋒/中堅/大将   

      35歳以上


 

 以上の規定に則り、本年も男子1部54大学72チーム356名、男子2部37大学55チーム165名、女子1部19大学22チーム109名、女子2部11大学13チーム39名が出場する今大会に、本学も、男子1部2チーム10名、男子2部2チーム6名、女子1部5名の総勢21名のOBOGが、次の布陣で臨み、母校の名誉を賭けて各チーム健闘しました。

男子1部Aチーム

 先鋒:土橋 孝史 先輩(H29年卒、  四段)

 次鋒:大浦 勇士 先輩(H22年卒、  五段)

 中堅:太田 雅史 先輩(H17年卒、  五段)

 副将:青山 太陽 先輩(H14年卒、  四段)

 大将:小林 竜太 先輩(H 3年卒、錬士六段)

 

 第1回戦

  縦之会A 0(0) - 1(1) 大阪教育大学

                    右武会A 


第1回戦
チーム  縦之会A  0(0) 1(1)

大阪教育大学A

先鋒 土橋 引き分け

塔本 

次鋒 大浦 引き分け 

宮地 

中堅 太田 引き分け 

太田 

副将 青山    

杉浦 

大将 小林 引き分け 

中井 


男子1部Bチーム

 先鋒:間処 裕也 先輩(H23年卒、  五段)

 次鋒:盛山 寛史 先輩(H23年卒、  五段)

 中堅:鳥居 祐介 先輩(H20年卒、  四段)

 副将:應地 紀宏 先輩(H18年卒、錬士六段)

 大将:矢野  篤 先輩(H10年卒、  六段)

 

 第1回戦

  縦之会B 1(1) - 3(4) 鹿屋体育大学

                   OB会B  


第1回戦
チーム 縦之会B  1(1) 3(4) 鹿屋体育大学B  
先鋒 間処   メ  實安
次鋒 盛山     松田
中堅 鳥居   ドコ 椛島
副将 應地   コ  小竹
大将 矢野 引き分け  水野

男子2部Aチーム

 先鋒:石田 明久 先輩(S57年卒、教士七段)

 中堅:村上 克己 先輩(S52年卒、錬士七段)

 大将:山本 眞人 先輩(S46年卒、教士七段)

 

 第1回戦

  縦之会A 2(3) - 0(0) 中京大学

                  剣友会B

 第2回戦

  縦之会A 1(1) - 0(0) 関西大学

                  剣友会B

 第3回戦

  縦之会A  1(1)代- 1(1) 同志社大学

                  剣友会

 準々決勝戦

  縦之会A  0(0) - 1(1) 中央大学

                  剣友会 

 →ベスト8進出 


第1回戦
チーム 縦之会A 2(3) 0(0) 中京大学B 
先鋒 石田 メメ   片岡
中堅 村上  引き分け 山元
大将 山本     福元

第2回戦

チーム  縦之会A 1(1) 0(0) 関西大学B 
先鋒 石田   中谷
中堅 村上 引き分け 西
大将 山本 引き分け  塩谷

第3回戦

チーム 縦之会A 1(1)代 1(1) 同志社大学
先鋒 石田 引き分け 對馬
中堅 村上 引き分け 岡本
大将 山本   福井
代表 石田   對馬

準々決勝戦

チーム  縦之会A 0(0) 1(1) 中央大学 
先鋒 石田 引き分け   夏目
中堅 村上 引き分け  鳥井
大将 山本   メ  山本

男子2部Bチーム

 先鋒:堂内 昌孝 先輩(S57年卒、教士七段)

 中堅:菅沼 満寛 先輩(S53年卒、教士七段)

 大将:小林  進 先輩(S52年卒、教士七段)

 

 第1回戦

  縦之会B 0(0) - 1(2) 大阪工業大学

                  一青会A 


第1回戦
チーム 縦之会B  0(0) 1(2) 大阪工業大学A  
先鋒 堂内   コメ  川辺
中堅 菅沼     萬福
大将 小林 引き分け  佐藤

女子1部

 先鋒:森  文絵  先輩(H27年卒、三段)

 次鋒:後藤 未沙  先輩(H26年卒、三段)

 中堅:本岡 亜衣  先輩(H25年卒、三段)   

 副将:高島 千沙  先輩(H23年卒、四段)   

 大将:上浦 知英  先輩(H18年卒、四段)

   (旧姓 原)

 

 第1回戦(シード)

  縦之会 1(2) - 1(1) 近畿大学

                  梅門会

 準々決勝戦

  縦之会 1(1) - 4(5) 関西学院大学

                  雄華会 

 →ベスト8進出               


第1回戦
チーム 縦之会 1(2) 1(1) 近畿大学 
先鋒 引き分け 岩崎
次鋒 後藤 メメ    中島
中堅 本岡   秋田
副将 高島 引き分け  中筋
大将 上浦 引き分け  福田
準々決勝戦
チーム  縦之会 1(1) 4(5) 関西学院大学 
先鋒     鈴木
次鋒 後藤   メメ  阪上
中堅 本岡   鈴木
副将 高島   大北
大将 上浦     森本

 例年12月の大阪市内で開催されるところを会場確保の都合により、年始の兵庫県姫路市開催となった今大会は、接戦に次ぐ接戦を制した男子2部Aチーム、当初のチーム編成から3名の選手変更で大会前日結成された女子1部チームが、ベスト8に進出する結果となりました。入賞まで後一歩の戦績でしたが、卒業後各々が様々な環境で稽古に励み、年に一度、「甲南学園縦之会」の名のもとに集い、学生時代以来の大学対抗団体戦に臨む姿は、出場選手のみならず応援のOBOG、更には現役学生にも帰属意識や一体感を生ぜしめたに違いありません。出場OBOGにおかれましては、これを機に平素の現役剣道部活動ならびにOBOG会活動にも参画いただくことを切に願います。

 また、今大会の運営にあたり、本学より以下の先輩に役員の労を取っていただきました。

  

  大会委員 杉本 安隆 先輩(S61年卒)

   

 以上の先輩を始め、大会当日、ご来場賜りました先輩方に、厚く御礼申し上げます。

 

  ご来場の先輩  友澤  剛 先輩(H14年卒)

          木村 栄司 先輩(H17年卒)

 

 最後に、大会係員はもとより、大会当日の早朝から、出場OBOGの案内を始め、各チームOBOGのお世話いただいた本学の現役学生諸君に縦之会会員一同、深く感謝いたします。

 なお、今大会の結果は次の通りです。

 

  男子1部優勝  筑波大学 茗和会

      準優勝 関西学院大学 雄華会A

      第三位 中央大学 剣友会

      第三位 創価大学 剣志会A

  男子2部優勝  関西大学 剣友会A

      準優勝 中央大学 剣友会

      第三位 徳島大学 剣友会

      第三位 大阪体育大学 OB・OG会

  女子1部優勝  関西学院大学 雄華会

      準優勝 園田学園女子大学 OG会A

      第三位 大阪体育大学 OB・OG会A

      第三位 中京大学 剣友会

  女子2部優勝  大阪体育大学 OB・OG会

      準優勝 天理大学 OBG会A

      第三位 関西学院大学 雄華会

      第三位 園田学園女子大学 OG会

会場となった兵庫県立武道館。
会場となった兵庫県立武道館。
本年は男子1部72チーム、2部55チーム、女子1部22チーム、2部13チームのOBOGが669名参加。
本年は男子1部72チーム、2部55チーム、女子1部22チーム、2部13チームのOBOGが669名参加。

開会式後に選手全員で準備体操を行うのも本大会の特徴の一つ。
開会式後に選手全員で準備体操を行うのも本大会の特徴の一つ。
試合は会場内「帝京科学大学道場」にて6コートで進行した。
試合は会場内「帝京科学大学道場」にて6コートで進行した。

出場選手は練習会場として会場内「グローリー道場」を使用。
出場選手は練習会場として会場内「グローリー道場」を使用。
各チームで入念にウォーミングアップ。
各チームで入念にウォーミングアップ。

男子1部Aチーム先鋒は卒業1年目の若武者 土橋先輩(H29年卒)。
男子1部Aチーム先鋒は卒業1年目の若武者 土橋先輩(H29年卒)。
実業団剣士として活躍する太田先輩(H17年卒)が今回も出場。
実業団剣士として活躍する太田先輩(H17年卒)が今回も出場。

開催地兵庫県で活躍する青山先輩(H14年卒)も2大会ぶりに出場。
開催地兵庫県で活躍する青山先輩(H14年卒)も2大会ぶりに出場。
今回は岡山県から出場の應地先輩(H18年卒)。
今回は岡山県から出場の應地先輩(H18年卒)。

今大会負けなしの石田先輩(S57年卒)がチームをベスト8進出に導いた。
今大会負けなしの石田先輩(S57年卒)がチームをベスト8進出に導いた。
急遽出場いただいた村上先輩(S52年卒)は足の故障を抱えながら相手に1本も有効打を与えなかった。
急遽出場いただいた村上先輩(S52年卒)は足の故障を抱えながら相手に1本も有効打を与えなかった。

山本先輩(S46年卒)の見事な引きメンでチームの初戦突破が確定。
山本先輩(S46年卒)の見事な引きメンでチームの初戦突破が確定。
男子2部Aチームは3回戦で前回惜敗を喫した同志社大学と代表者戦の展開に。
男子2部Aチームは3回戦で前回惜敗を喫した同志社大学と代表者戦の展開に。

観衆を沸かせる見事なメンで同志社大学との代表者戦を制した石田先輩。前回準々決勝戦のリベンジを果たした。
観衆を沸かせる見事なメンで同志社大学との代表者戦を制した石田先輩。前回準々決勝戦のリベンジを果たした。
今大会が右肩故障からの復帰戦となった堂内先輩(S57年卒)。
今大会が右肩故障からの復帰戦となった堂内先輩(S57年卒)。

欠場による選手変更が相次いだ女子チームの結成は大会前日。
欠場による選手変更が相次いだ女子チームの結成は大会前日。
現役時代のチーム同様に菅沼監督(S53年卒)が傍らで女子選手の試合を見守る。
現役時代のチーム同様に菅沼監督(S53年卒)が傍らで女子選手の試合を見守る。

女子チームの切り込み隊長は昨年に続き出場の森先輩(H27年卒)。
女子チームの切り込み隊長は昨年に続き出場の森先輩(H27年卒)。
後藤先輩(H26年卒)は大会前日に急遽出場が決まった。
後藤先輩(H26年卒)は大会前日に急遽出場が決まった。

本大会初出場の本岡先輩(H25年卒)。
本大会初出場の本岡先輩(H25年卒)。
シードで迎えた近畿大学との初戦。後藤先輩の2本勝ちと選手たちの粘りがチームを勝利に導いた。
シードで迎えた近畿大学との初戦。後藤先輩の2本勝ちと選手たちの粘りがチームを勝利に導いた。

試合終了後は、応援に駆けつけた木村先輩(H17年卒)も参加の若手OB反省会♪
試合終了後は、応援に駆けつけた木村先輩(H17年卒)も参加の若手OB反省会♪