世間では忘年会シーズン突入の12月9日(土)、甲南大学六甲アイランド剣道場(以下、 六アイ道場)に
おいて「第15回若手OBOG稽古会」を開催しました。
この稽古会は、卒業したての20歳代から脂の乗りまくった40歳代の年代を(年齢の上で)
「若手」と位置づけ(50歳代以上の「まだまだ若手」の先輩方、申し訳ありません…)、
その年代のOBOGで
「集まって稽古して一杯やろう♪」
という気楽なコンセプトのイベントです。
現役学生の稽古が終わった午後の時間帯に六アイ道場を利用して、自由に
基本稽古するもよし♪
久しぶりに仲間と地稽古するもよし♪
見取り稽古するもよし♪
面は各自のペースで何回外してもOK!というゆる~い内容の稽古会で、
特に大学剣道部や稽古とは疎遠になってしまっているOBOGで、甲南への思いはあるのに、
「いきなり現役学生と(同じペースで)稽古するのは、ちょっと…」という方、
「一人で現役学生の稽古に参加するのは、ちょっと…」という方、
「久しぶりにアイツと稽古して美味い酒飲みたい!」という方etc…を対象に、
まずはそうした若手OBOGの遠のいている足を六アイ道場に向けていただくことが主な目的です。
そんな想いで2015年8月にスタートした稽古会も、今年8月の2周年を経て今回で15回目を迎えます。
今回もLINEやfacebookといったSNSを駆使した案内のもと、シンプルに寒いから…なのか?開始30分前に
師範室でスタンバイしていたのは、二部練目の菅沼満寛 監督(S53年卒)おひとり…
午前中の仕事を切り上げて駆けつけた友澤が呆然とするところに、吉田大樹 先輩(H14年卒)をはじめ
まったく予告なく永井健太 先輩(H15年卒)が現れるなど、ポツポツとメンバーが集まり…
どこに潜んでいたのか、これまた二部練目の間違いないく最年少!土橋孝史 先輩(H29年卒)も
揃ったところで定刻となったので
面垂の形が異様に反り返っている永井先輩号令のもと
広い道場に5人だけの準備体操が始まり…
広い道場に5人だけの素振りを終えて
広い道場に5人だけで礼を交わし
写真撮ってる場合でもなくなった友澤もガッツリ参加で稽古開始!
なんせ広い道場に5人…ミッチリ基本稽古したり
軽く20分以上の長期戦が展開されたりしているうちに…
交通渋滞で遅れていた奥村康宏 先輩(H16年卒)がお子さん連れで現れたり
これまた何の予告もなくトリッキーに鳥居祐介 先輩(H20年卒)が現れたりと、
ポツポツ…メンバーが集まり
ちょっとにぎやかになった道場では、同じ時代をこの道場で過ごした先輩後輩も20年近い年月を経て
竹刀を交わし…
その傍らでは、カッコいいパパの姿を見つめてちょこんと座る子供たちの姿がある…
現役学生時代には想像もしなかった風景です。
途中、奥村ジュニアの兄妹げんかが勃発するという微笑ましいアクシデントがありましたが、
終わってみれば参加若手OBOGはご覧の6名!忘年会シーズン突入の土曜日…前夜の二日酔いで
ダウンした人が多かったから年内最後の割に参加は少なかった!ということにしておきましょう…
稽古会参加者 | |||||
氏 名 | 卒業年次 | 氏 名 | 卒業年次 | 氏 名 | 卒業年次 |
菅沼 満寛 | S53年 | 友澤 剛 | H14年 | 吉田 大樹 | H14年 |
永井 健太 | H15年 | 奥村 康宏 | H16年 | 鳥居 祐介 | H20年 |
土橋 孝史 | H29年 |
縦之会は現役学生を支援する後援会的側面もありますが、OBOGが交流・懇親を深める同窓会的側面
もあるのです。若手OBOG稽古会は、OBOG有志によるイベントであり、まずは同窓会として若手
OBOGを六アイ道場(または、その後の飲み会)に集めて、最終的に後援会として現役学生の稽古や
試合会場に足を向けていただくのが狙いなのです。この稽古会は「剣道が好きな人」の集まりではなく、
「甲南が好きな人」の集まりにしたいと考えています。次回は2月開催を予定しています。
この稽古会にお子さん連れで参加してくれるOBOGも珍しくなくなりました。大歓迎です。
今回、参加2度目となる奥村先輩の長男さんは剣道を始めたところだとか!この日も練成会帰りだった
そうで、お疲れでなければ当初は参加の予定でした。友澤の記憶が確かなら、今回来てくれた長男さんが
まだ生まれたての頃、お母さんの奥村(旧姓 山田)真智子 先輩(H18年卒)に抱かれてこの道場を訪れた時
だったか…今は亡き山本三郎 先生が例の笑顔で「(将来は)道場に託児所がいるなぁ」と冗談を口にされていた
のを思い出します。同世代OBOGのお子さんが剣道を始められたという話は、結構耳にします。そんな
OBOGジュニアにもオープンな六アイ道場でありたい…奥村ジュニアの成長に部室の奥から山本先生も
目を細めておられるのではないでしょうか…
友澤 剛(平成14年卒)記