【寄稿】第13回若手OBOG稽古会を開催!

 祝日と土日の合わせ技で、お盆休み初日となった「山の日」8月11日(祝・金)、

 

甲南大学六甲アイランド剣道場(以下、 六アイ道場)において「第13回若手OBOG稽古会」を開催しました。

 

この稽古会は、卒業したての20歳代から脂の乗りまくった40歳代の年代を(年齢の上で)

 

「若手」と位置づけ(50歳代以上の「まだまだ若手」の先輩方、申し訳ありません…)、

 

その年代のOBOGで

 

「集まって稽古して一杯やろう♪」

 

という気楽なコンセプトのイベントです。

 

現役学生の稽古が終わった午後の時間帯に六アイ道場を利用して、自由に

 

基本稽古するもよし♪

 

久しぶりに仲間と地稽古するもよし♪

 

見取り稽古するもよし♪

 

面は各自のペースで何回外してもOK!というゆる~い内容の稽古会で、

 

特に大学剣道部や稽古とは疎遠になってしまっているOBOGで、甲南への思いはあるのに、

 

「いきなり現役学生と(同じペースで)稽古するのは、ちょっと…」という方、

 

「一人で現役学生の稽古に参加するのは、ちょっと…」という方、

 

「久しぶりにアイツと稽古して美味い酒飲みたい!」という方etc…を対象に、

 

まずはそうした若手OBOGの遠のいている足を六アイ道場に向けていただくことが主な目的です。

 

そんな想いで2015年8月にスタートした稽古会も、今回で第13回を数え、気がつけば…

 

おかげさまで2周年!

 

今回もLINEやfacebookといったSNSを駆使した案内のもと、道路ひとつ隔てた楽園を横目に…

先月の第12回若手稽古会終了後には既に、今回の宿泊先を賢く確保する周到さは、さすが元主務…

もはや不動の「いつメン」から若手稽古会のヌシに昇格した河村知哉 先輩(H12年卒)を筆頭に、

飲みっぷりも体型も、リスペクトする河村先輩に急速に寄せて来た赤松翼 先輩(H21年卒)や、

記念すべき第1回若手稽古会の参加メンバーにして、記念すべき2周年に合わせて盟友 入江尚吾 先輩

(H11年卒)に会うべく、東京から6時間かけて車で帰省…その足で六アイに駆けつけてくれた浜口雄二 先輩

(H11年卒)、そして…

現役時代に六アイ体育施設の乾燥室だった部屋が、今はトイレに改修されていることを知らないくらい

久々に道場に帰って来た奥村康宏 先輩(H16年卒)の、うれしい初参加を得て…

記念すべき2周年!盛大に…と、までは行きませんが、集まりました夏男!

稽古会参加者
氏   名 卒業年次 氏   名 卒業年次 氏   名 卒業年次

入江 尚吾(見学)

H11年 浜口 雄二 H11年 河村 知哉 H12年
友澤  剛 H14年 奥村 康宏 H16年 赤松  翼 H21年

入江先輩のご指名により、体操と素振りの指揮を執るのは浜口先輩に満場一致で決定し、

19年ぶりに道場に鳴り響く語尾上がり気味の号令のもと、


全員三十路以上という年齢層がそうさせたのか、リアルに傷害予防の思いを込めた準備運動と、

現役時代よりも丹念な素振りを終えると、


いつものように、上座も下座もなく円になって座礼を交わし…いざ必然的に総当たりの、稽古開始!

いつもより広く感じる道場では、早速、河村先輩と赤松先輩による若手稽古会お馴染みの同業者対決や

浜口先輩と赤松先輩による初顔合わせ対決…

河村先輩と奥村先輩による卒部入部入れ替わりの主務対決と…見どころ満載の中、やはり若手稽古会の

醍醐味といえば…

現役時代から20年の時を経た先輩後輩対決!特に1期先輩ともなると1番多くの時間を過ごした兄弟

みたいなもの…今でこそ面を外したらどちらがアニキか判らない(ほど仲がイイという意味です)けど…

浜口先輩と河村先輩による先輩後輩対決
浜口先輩と河村先輩による先輩後輩対決

やっぱり、ぱいせんは、コワい…!特に1年時の4年は、おもっいきりコワかった以上に

おもっいきりカワイガッテモラッタ思い出を胸に、今年一番の勇気を振り絞って友澤も浜口先輩の剣先

目がけてDIVE!

そんなこんなで、一心不乱のうちに1時間半近く…赤松先輩がこの夏、異様に日焼けしている原因が

以外にもお仕事柄テニス(プレイヤーではない)だったことに一同驚愕したところで、今稽古会は静かに

幕を閉じました。

そんな赤松先輩の熱中症を心配しつつ…脱水気味のメンバーは水分補給すべく阪急春日野道駅下車徒歩3分…

結果本位の仕事人のお店「ぼんくら」へ…そう、厨房で絶品料理に腕を振るうのは、川東賢治 先輩

(H19年卒)です!この日も急な予約に快く席を確保してくれましたが、これにて満席の繁盛ぶり!

先月の若手稽古会は参加者の都合が合わず泣く泣く飲み会は開催しませんでしたが、今回はお酒が飲める

という結果本位の仕事人を集めて…後輩が厨房で最高の仕事してくれてる横で…かんぱ~い♪

一旦、川西の自宅まで帰ってからの再登場となった本日最後の仕事人を迎えて

世代は越えても、現役時代の話、今の剣道部の話、剣道部都市伝説の話…と、話題は尽きず…

おかげさまで最高に仕上がった状態で、仕事人に見送られて解散…

のはずがなく…二軒目のラーメン屋さんでも話題は尽きません。現役時代の、あるコトないコトで

盛り上がり…

最後は、三軒目の赤松先輩顔パスのバーに場所を移し、男三人がスイーツとカクテルでマッタリ、

これからの若手稽古会を語り…オトナの第二道場は寝息を立てて幕を閉じました。


 縦之会は現役学生を支援する後援会的側面もありますが、OBOGが交流・懇親を深める同窓会的側面

 

もあるのです。若手OBOG稽古会は、OBOG有志によるイベントであり、まずは同窓会として若手

 

OBOGを六アイ道場(または、その後の飲み会)に集めて、最終的に後援会として現役学生の稽古や

 

試合会場に足を向けていただくのが狙いなのです。この稽古会は「剣道が好きな人」の集まりではなく、

 

「甲南が好きな人」の集まりにしたいと考えています。次回は10月開催を予定しています。

 

まずは懐かしの六アイ道場にお誘い合わせの上、お集まりください!

第二道場(炭火焼ぼんくら)参加者
氏   名 卒業年次 氏   名 卒業年次
浜口 雄二 H11年 河村 知哉 H12年
友澤  剛 H14年 赤松  翼 H21年

 リバイバル剣士、略してリバ剣という形で再び竹刀を手にする人が近年、非常に多く、縦之会でも

 

ブランクに差こそあれ、指導陣を始め、六アイ道場によく足を運ぶOBは大半が、そういった方々です。

 

稽古再開のきっかけは様々ですが、タイミングはお子さんが剣道を始めたとか、お子さんが小学校に

 

入学して手を離れたとか、30歳代前半~40歳代前半の年齢層に多いようです。この年齢層、まさに、

 

この若手OBOG稽古会のターゲットなのです。今回、参加いただいた浜口先輩も、記念すべき第1回参加

 

時は、お子さんが剣道を始めたのを機に稽古を再開されたタイミングでした。2年前の第1回参加直後に

 

東京に転勤され、その地で今も週1回楽しく稽古を継続されています。また、今回、うれしい初参加と

 

なった奥村先輩も、少し剣道から離れざるを得ない時期がありましたが、子育て奮闘中の奥様(旧姓 山田)

 

真智子 先輩(H18年卒)と二人で、現在はお子さんの通う地元道場で少年指導にあたっています。

 

この若手OBOG稽古会は、そんなリバ剣OBOGたちが六アイ道場に足を向ける、「きっかけ作りの場」

 

でもあるのです。

 

リバ剣といえば…「(稽古会)毎月やってよ!」と豪語した後、最近ご無沙汰の、この剣道具の主は…?

 

せっかくの手刺し剣道具が師範室の奥で寂しがってるよ(笑)

次回につづく…

友澤 剛(平成14年卒)記