第8回全日本学連剣友剣道大会(全日本OB大会)

 好天に恵まれた3月26日、兵庫県姫路市「兵庫県立武道館」において第8回全日本学連剣友剣道大会が開催されました。平成15年に始まり、現在、関東・関西・中四国における隔年開催のもと、第8回を数える本大会は、全日本OB大会の名で知られ、全国8地域予選を勝ち抜いた各大学OBOGによる対抗団体戦です。試合方式は、予選リーグ(1リーグ3チーム以上を原則)の結果、16チームによるトーナメント方式により、次の各部門における「大学OBOG日本一」の座を争います。

部門 年齢構成 備考

男子

成年の部 5人制

先鋒・次鋒:22歳以上

中堅・副将:30歳以上

大将   :45歳以上

先鋒から副将までは年齢の若い順に構成すること。

出場者が22歳以上、合計年齢149歳以上も認める

ことがある。

男子

熟年の部 3人制

先鋒   :50歳以上

中堅   :55歳以上

大将   :65歳以上

出場者が50歳以上、合計年齢170歳以上も認める

ことがある。

女子の部 3人制

先鋒   :22歳以上

中堅   :30歳以上

大将   :35歳以上

出場者が22歳以上、合計年齢87歳以上も認める

ことがある。

本学も過去に男子成年の部1回、熟年の部1回、女子の部1回出場を果たした(熟年の部・女子の部が出場権を得た第5回大会は直前に東日本大震災が発生したため中止)本大会に、昨年12月18日開催の第26回関西学連剣友剣道大会においてベスト8進出を果たした男子2部Aチームと、平成22年以来6年ぶりの2回目となる第三位入賞を果たした女子チームが出場し、以下の戦績を残しました。

男子熟年の部

 

先鋒:森本俊也 先輩(S60年卒) 錬士六段

中堅:村上克己 先輩(S52年卒) 錬士七段

大将:田頭啓史 先輩(S52年卒) 教士八段

 

【予選リーグ】

 第1試合

 縦之会 0(0)- 0(0) 九州大学

                東京剣友会

                (関東地区)

 第2試合

 縦之会 2(4)- 1(1) 新潟学連剣友会

                (北信越地区)

 →予選リーグ通過

【決勝リーグ 第1回戦】

 縦之会 0(0)- 1(1) 東京大学

                (関東地区)

 →ベスト14進出

予選リーグ第1試合
  縦之会  0(0) 0(0)

九州大学

東京剣友会 

先鋒 森本 引き分け

渡邊

中堅 村上 引き分け

高木

大将 田頭 引き分け

城戸

予選リーグ第2試合
  縦之会  2(4) 1(1) 新潟学連剣友会
先鋒 森本 メメ   小林
中堅 村上   清水
大将 田頭 コメ   八木
決勝リーグ第1回戦
  縦之会  0(0) 1(1) 東京大学
先鋒 森本 引き分け
中堅 村上 引き分け 宇賀神
大将 田頭   伊藤

女子の部

 

 

先鋒:森 文絵 先輩(H27年卒) 三段

中堅:上浦知英 先輩(H18年卒) 四段

   (旧姓 原)

大将:原田友香 先輩(H17年卒) 四段

   (旧姓 法花)

 

【予選リーグ】

 第1試合

 縦之会 0(0)- 1(2) 順天堂大学

               (関東地区)

 第2試合

 縦之会 0(0)- 1(2) 日本体育大学

               (中四国地区)

 →予選リーグ敗退

               

予選リーグ第1試合
  縦之会  0(0) 1(2) 順天堂大学 
先鋒 引き分け 清水
中堅 上浦 引き分け 中村
大将 原田   メメ 榊原
予選リーグ第2試合
  縦之会  0(0) 1(2)  日本体育大学 
先鋒 引き分け 植尾
中堅 上浦   ドメ 津野
大将 原田 引き分け 松尾

以上、男女ともに惜しくも上位進出はなりませんでしたが、男子熟年の部においては、今大会数少ない八段選手として出場した田頭先輩を始め、全国大会の場で本学の名を大いに知らしめていただきました。女子の部においては、稽古環境に恵まれない中で各々健闘し、特に結婚・出産を経て稽古を継続するママさん剣士の原田先輩を始め、現役時代よりも輝きを増した先輩方の雄姿は、本学女子部員の励みになったことは間違いありません。

 また、大会当日、以下の先輩方にご来場の上、選手を応援賜りました。

 

  大会当日ご来場の先輩方

   山本眞人 先輩(S46年卒)

   小林 進 先輩(S52年卒)

   友澤 剛 先輩(H14年卒)

   原田卓磨 先輩(H17年卒)

   吉井 柊 先輩(H27年卒)

 

以上の先輩方を始め、遠路、早朝より出場OBOGのお世話や各試合場係員の労をとっていただきました現役

剣道部員に、厚く御礼申し上げます。

 なお、男子成年の部45チーム、男子熟年の部43チーム、女子の部30チームが出場した今大会の結果は次の通りです。

 

  男子成年の部 

   優勝  関西大学(関西地区)

   準優勝 京都産業大学(関西地区)

   第三位 熊本大学(九州地区)

   第三位 中央大学(関西地区)

  男子熟年の部

   優勝  近畿大学(関西地区)

   準優勝 中京大学A(東海地区) 

   第三位 同志社大学(関西地区)

   第三位 中央大学(関東地区)

  女子の部

   優勝  清和大学(関東地区)

   準優勝 関西学院大学(関西地区)

   第三位 國士舘大学(関東地区)

   第三位 日本女子体育大学(関東地区)

今大会の会場となった兵庫県立武道館。
今大会の会場となった兵庫県立武道館。
平成27年まで全日本女子選手権大会の会場として利用された帝京科学大学道場がウォーミングアップ会場として終日開放された。
平成27年まで全日本女子選手権大会の会場として利用された帝京科学大学道場がウォーミングアップ会場として終日開放された。

試合場8面を確保できるグローリー道場が今大会の試合会場。次回の関西OB大会(平成30年1月開催)における会場となる予定。
試合場8面を確保できるグローリー道場が今大会の試合会場。次回の関西OB大会(平成30年1月開催)における会場となる予定。
試合を前に相手と対峙する男子熟年の部出場の先輩方。
試合を前に相手と対峙する男子熟年の部出場の先輩方。

森本俊也 先輩(S60年卒)
森本俊也 先輩(S60年卒)
村上克己 先輩(S52年卒)
村上克己 先輩(S52年卒)

田頭啓史 先輩(S52年卒)
田頭啓史 先輩(S52年卒)
男子熟年の部 決勝リーグ1回戦にて東京大学の牧八段と対戦する森本先輩。
男子熟年の部 決勝リーグ1回戦にて東京大学の牧八段と対戦する森本先輩。

男子熟年の部 決勝リーグ1回戦は、一本差で東京大学に惜敗。
男子熟年の部 決勝リーグ1回戦は、一本差で東京大学に惜敗。
試合を前に相手と対峙する女子の部出場の先輩方。
試合を前に相手と対峙する女子の部出場の先輩方。

森文絵 先輩(H27年卒)
森文絵 先輩(H27年卒)
上浦(旧姓 原)知英 先輩(H18年卒)
上浦(旧姓 原)知英 先輩(H18年卒)

原田(旧姓 法花)友香 先輩(H17年卒)
原田(旧姓 法花)友香 先輩(H17年卒)
大将戦を見守る選手・OB・現役部員たち。
大将戦を見守る選手・OB・現役部員たち。

試合を終えて選手を激励する山本眞人 先輩(S46年卒)
試合を終えて選手を激励する山本眞人 先輩(S46年卒)
今大会には全日本選手権者など、有名強豪選手も多数出場(写真は中央大学より出場の木和田大起 錬士七段)
今大会には全日本選手権者など、有名強豪選手も多数出場(写真は中央大学より出場の木和田大起 錬士七段)

男子熟年の部に出場の先輩方
男子熟年の部に出場の先輩方
女子の部に出場の先輩方
女子の部に出場の先輩方