【寄稿】第10回若手OBOG稽古会を開催!

春がもうそこまで来てるはずなのに、まだまだ寒い2月25日(土)甲南大学六甲アイランド剣道場

 

(以下、 六アイ道場)において「第10回若手OBOG稽古会」を開催しました。

 

この稽古会は、卒業したての20歳代から脂の乗りまくった40歳代の年代を(年齢の上で)

 

「若手」と位置づけ(50歳代以上の「まだまだ若手」の先輩方、申し訳ありません…)、

 

その年代のOBOGで

 

「集まって稽古して一杯やろう♪」

 

という気楽なコンセプトのイベントです。

 

現役学生の稽古が終わった午後の時間帯に六アイ道場を利用して、自由に

 

基本稽古するもよし♪

 

久しぶりに仲間と地稽古するもよし♪

 

見取り稽古するもよし♪

 

面は各自のペースで何回外してもOK!というゆる~い内容の稽古会で、

 

特に大学剣道部や稽古とは疎遠になってしまっているOBOGで、甲南への思いはあるのに、

 

「いきなり現役学生と(同じペースで)稽古するのは、ちょっと…」という方、

 

「一人で現役学生の稽古に参加するのは、ちょっと…」という方、

 

「久しぶりにアイツと稽古して美味い酒飲みたい!」という方etc…を対象に、

 

まずはそうした若手OBOGの遠のいている足を六アイ道場に向けていただくことが主な目的です。

 

一昨年8月の開始以来、「ゆる~く稽古してガッツリ飲みましょ~!」という甘い言葉に釣られた多くの

 

OBOGに支えられ、おかげさまで記念すべき第10回!を迎えた今回も、当日は、

 

LineやfacebookといったSNSを駆使した案内のもと、誰かの日ごろの行いが良かったのか晴天に

 

恵まれたショッキングピンクの我らが聖地に

過去9回中6回参加という驚異の参加率を誇る「いつメン」河村知哉 先輩(H12年卒)をはじめ…

若手稽古会参加メンバー最年長なのに一番タフな小林竜太 先輩(H3年卒)や

昨年12月のOB大会で覚醒したのか初稽古に続いて今年はイベントフル参加を予感させる松井宣将 先輩

(平成14年卒)に加えて

いつも道着の色が薄いことをイジられるので、今回、満を持して本人の中では濃いめの道着で稽古会に

臨んだものの、それを誰にも気づかれなかった吉田大樹 先輩(H14年卒)と

そして、今回も、勤務地「うどん県」の炭水化物で日々すくすくと成長中の應地紀宏 先輩(H18年卒)と…

さらに…その應地先輩が交渉を重ねること数十回、ついに…この男が

六アイ道場に帰って来たけん!from広島

そんな第10回記念特別ゲストを迎えて…第10回記念にしては、ちょっとこじんまりですが、

今回も始まりました2ヶ月に一度のお楽しみ♪(は「夜の部」というメンバーが大半ですが…)

いつものように、初参加のメンバーが指揮を執っての体操に始まり

素振りでさえ7年ぶりなのに、よく考えると「めちゃぶり」もいいとこですが、そこはホントいい人、

小田福徳 先輩(H16年卒)の号令が爽やかに鳴り響き

跳躍素振りで乱れた呼吸を整えながら、上座も下座もなく円になって座礼を交わして

いざ、(少人数なので必然的に総当たりの)稽古開始!

隣の柔道場では伝統ある学習院大学との定期戦が厳かに執り行われていたり

剣道場の天井に、なぜかテニスボールが乗っかっていたりすることよりも、

みんなは気になって仕方ありません、小田先輩の「突き垂」からハミ出す謎の白い物体が…

そんなモヤモヤを抱えながらも、この日も道場では、最近では見慣れた松井先輩と吉田先輩の同期による

意地の張り合いや

河村先輩と應地先輩による東西横綱対決など、至る所で熱戦が繰り広げられましたが

なんといっても、この日の一番人気は、小田先輩…




しかも、この日の小田先輩は強い…!

吉田先輩などは、あまりの攻めの強さに耐え切れず、1分程度で稽古を終える始末…

その強さのヒミツは、7年ぶりに押入から出してきた、この剣道具にありました…

どうやら、ここから発生するカビの強烈なニオイに、みんなヤラれたのではないかというのが科捜研の見解…


こうして、約1時間半に及ぶ、笑いあり涙ありの記念すべき第10回若手OBOG稽古会は幕を閉じました。

 

稽古会参加者
氏   名  卒業年 氏   名 卒業年 氏   名 卒業年
小林 竜太 H 3年 河村 知哉 H12年 松井 宣将 H14年
吉田 大樹 H14年 友澤  剛 H14年 小田 福徳 H16年
應地 紀宏 H18年  

面を外すと、メンバーの頭の中は…黙想していても、学生の進路相談に乗っていていても…

※ちゃんと親身に相談に乗っています。
※ちゃんと親身に相談に乗っています。

やっぱり、これから始まる、ここでのコトでいっぱいです。

途中、ハンドルキーパー吉田先輩の愛車が、甲南中高同期の何者かの手によるイタズラ被害に遭うという

アクシデントもありましたが…

一番乗りのメンバー3名によるフライングもありましたが…

日本一強い実業団所属の2名と前回に続いて参加のマネージャー、そしてお仕事で稽古会は初の不参加

だった我らがキャプテンも加わって…第10回記念らしく賑やかになったところでかんぱ~い♪

まずは新婚さん、いらっしゃ~い♪に続いて


今日の主役はワシじゃけん!と言わんばかりに軽快なトークで場を盛り上げる小田先輩を


この先輩が放置するはずもなく…

ここから超絶怒涛の、空前絶後の、夜会が幕を開けます。まさに「オダ・フェス2017」…

この日は、先輩や後輩の飲みっぷりも、もはやメンバーの記憶には残っていません…なぜなら


この男のインパクトが強すぎたから…!



この後も小田先輩の勢いは衰えることなく、もはや接待ではないかと思うくらい、彼を慕う後輩たちから

厚遇され、いい気分で、大いに飲み、そして大いに語り…


ようやく3軒目で、小田先輩に始まり小田先輩に終わった今回の若手OBOG稽古会が幕を閉じました。

 縦之会は現役学生を支援する後援会的側面もありますが、OBOGが交流・懇親を深める同窓会的側面

 

もあるのです。若手OBOG稽古会は、OBOG有志によるイベントであり、まずは同窓会として若手

 

OBOGを六アイ道場(または、その後の飲み会)に集めて、最終的に後援会として現役学生の稽古や

 

試合会場に足を向けていただくのが狙いなのです。この稽古会は「剣道が好きな人」の集まりではなく、

 

「甲南が好きな人」の集まりにしたいと考えています。次回は4月22日(土)開催を予定

 

しています。

 

まずは懐かしの六アイ道場にお誘い合わせの上、お集まりください!

第二道場(岡本)参加者
氏   名  卒業年 氏   名 卒業年 氏   名 卒業年
入江 尚吾 H11年 河村 知哉 H12年 松井 宣将 H14年
吉田 大樹 H14年 友澤  剛 H14年 小田 福徳 H16年
太田 雅史 H17年 應地 紀宏 H18年 常峰 彩加 H18年
大浦 勇士 H22年  

若手OBOG「稽古会」とはういものの、稽古は継続していなくて、飲み会にだけ参加する人も大歓迎です。

 

そんな誘い文句のもと、現役時代プレイヤーだったOBOGだけでなく、マネージャーだったOGも、顔を

 

出してくれるようになりました。本当にありがたいことです。そして、前回の飲み会参加に続いて、今回は

 

7年ぶりにカビだらけの剣道具を担いで稽古会に参加してくれた小田先輩のように、段階を踏んで、六アイ

 

道場に帰って来てくれるOBも徐々に増えています。彼をそうさせたのは、この会の「来るもの拒まず」

 

といった雰囲気以上に、ちょっとした「甲南愛」みたいな帰属意識で、実は、それは甲南剣道部OBOG

 

皆さんが持ってるものだったりするのです。ご覧の若手OBOGの皆さん、こんな笑顔つくりに来ませんか?

友澤 剛(平成14年卒) 記