【寄稿】第4回若手OBOG稽古会を開催!

 まだまだコートが手放せない肌寒さが残る2月20日(土)甲南大学六甲アイランド剣道場(以下、

 

六アイ道場)において「第4回若手OBOG稽古会」を開催しました。

 

この稽古会は、卒業したての20歳代から脂の乗りまくった40歳代の年代を(年齢の上で)

 

「若手」と位置づけ(50歳代以上の「まだまだ若手」の先輩方、申し訳ありません…)、

 

その年代のOBOGで

 

「集まって稽古して一杯やろう♪」

 

という気楽なコンセプトのイベントです。

 

現役学生の稽古が終わった午後の時間帯に六アイ道場を利用して、自由に

 

基本稽古するもよし♪

 

久しぶりに仲間と地稽古するもよし♪

 

見取り稽古するもよし♪

 

面は各自のペースで何回外してもOK!というゆる~い内容の稽古会で、

 

特に大学剣道部や稽古とは疎遠になってしまっているOBOGで、甲南への思いはあるのに、

 

「いきなり現役学生と(同じペースで)稽古するのは、ちょっと…」という方、

 

「一人で現役学生の稽古に参加するのは、ちょっと…」という方、

 

「久しぶりにアイツと稽古して美味い酒飲みたい!」という方etc…を対象に、

 

まずはそうした若手OBOGの遠のいている足を六アイ道場に向けていただくことが主な目的です。

 

 昨年8月・10月・11月に続き早くも第4回目となる稽古会当日は、事前のfacebookLineといった

 

SNSを駆使した案内のもと、 皆勤の我らがキャプテン 入江尚吾 先輩(H11年卒)を始め…

第1回以来、2回目の参加となる今回の最年長若手OB、小林竜太 先輩(H3年卒)や…

その小林先輩と入江先輩のお導きで今年から縦之会再デビューを果たした、初参加の矢野篤 先輩(H10年卒)、

その矢野先輩と今回、師範室で運命的な再開を果たすも、現役時代からは想像もつかない「結果にコミット」

 

した変貌ぶりから、別人としてスルーされた河村知哉 先輩(H12年卒)や、

昨年、五段を取得し、貫録たっぷりの初参加、赤松翼 先輩(H21年卒)…

その赤松先輩や河村先輩と今春から同業者になる4年生の右田直規 君…ちなみに、彼の恩師(高校時代)は

 

野村昭暢 先輩(H8年卒)なのです!どおりで、軽快なコテメンにも納得です。

そして…卒業以来、実に14年ぶり、OBとして初めて六アイ道場の床を踏む宮崎岳彦 先輩(H15年卒)

 

のサプライズ参加もあり…

さらにさらに…今回は学外参加のゲストとして、奥田文人 先輩(H7年卒)の勤務される製薬会社に昨年採用

 

された新入社員の神谷竜市さん(駒沢大学H27年卒)と、そのご友人の萩生田純さん(駒沢大学H27年卒)、

 

高栁光沙さん(國學院大学4年)の3名をお迎えして、

あいにくの雨にも関わらず…集まりましたベストイレブン!と、名監督。

初参加のOBが号令当番というルールのもと、今回は現役時代以来、19年ぶりに矢野先輩の号令が道場に

 

鳴り響き…

入念な入念な準備体操に続く、丹念な丹念な素振りの後は、


いつものように上座も下座もなく車座になって礼を交わして、稽古開始♪

参加OBは思い思いに道場のいたるところで、基本稽古なり、卒業以来の4年生と1年生対決なり…

河村先輩(H12年卒)と宮崎先輩(H15年卒)の4年生1年生対決
河村先輩(H12年卒)と宮崎先輩(H15年卒)の4年生1年生対決

おそらく平成9年の現役時代以来となる、第44代・第45代キャプテン対決なり、懐かしくも…

矢野先輩(H10年卒)と入江先輩(H11年卒)によるキャプテン対決
矢野先輩(H10年卒)と入江先輩(H11年卒)によるキャプテン対決

限りなく現役学生に近い外部参加の方々とお互い初めて竹刀を交えたことで、新鮮な稽古会になりました。

神谷さんも萩生田さんも、昨年に駒沢大学を卒業後、地縁のない初任地関西で、稽古を継続する場を求め、

 

仕事で得た人脈から稽古環境を整えつつあります。えらい!の一言に尽きます。と同時に、ふと彼らと同世代

 

の本学OBOGは元気にしているのかな…と、特に関西在住のOBOGなら、こんなにオープンでフランク

 

な「ホームグラウンド」が門戸を開いているのだから、気晴らしに剣道具担いで帰って来ればいいのに

 

などと一方的に考えてしまうわけです。

稽古会参加者
 卒業年次 氏   名  卒業年次 氏   名
S53年 菅沼 満寛 H 3年 小林 竜太
H10年 矢野  篤 H11年 入江 尚吾
H12年 河村 知哉 H14年 友澤  剛
H15年 宮崎 岳彦 H21年 赤松  翼
H28年 右田 直規 外部参加 神谷 竜市
外部参加 萩生田 純 外部参加 高栁 光沙

ちなみに、この日、午前中に現役学生との稽古から参加されたストイックなOBが3名…小林先輩と矢野先輩、

 

中でも最後まで元気だったのは、今回も道場管理者として参加いただいた菅沼監督(61)…!

稽古の後は…敢えて水分補給を我慢すること2時間?もはや甲南OBの隠れ家的存在「まご八」で、今回も

 

しっぽり、ほっこり、こじんまりと水分・栄養・アルコールを補給したのでした。

マスターの太田儒和 先輩(S55年卒)を囲み、入江先輩・赤松先輩・友澤…と、ただの「まご八」常連客

 

の夜会でしかない第二道場…稽古参加の布石としてまず第二道場から!という方、次回からは大歓迎です。

 

もれなく入江キャプテン(兼マスター代行補佐)の恐れ多い水割りプレゼントします。

 縦之会は現役学生を支援する後援会的側面もありますが、OBOGが交流・懇親を深める同窓会的側面

 

もあるのです。若手OBOG稽古会は、OBOG有志によるイベントであり、まずは同窓会として若手

 

OBOGを六アイ道場(または、その後の飲み会)に集めて、最終的に後援会として現役学生の稽古や

 

試合会場に足を向けていただくのが狙いなのです。この稽古会は「剣道が好きな人」の集まりではなく、

 

「甲南が好きな人」の集まりにしたいと考えています。次回は5月開催を予定しています。

 

まずは懐かしの六アイ道場にお誘い合わせの上、お集まりください!

 

 

 

 昨年8月の第1回に参加すべく(当日電車に担いで乗るのが面倒で)、わざわざ前日に六アイ道場まで車で

 

置きに来るも、急用で当日出番のなかった松井 宣将 先輩(H14年卒)の剣道具…以来、師範室の中央に

 

鎮座し、もはや部屋の一部として同化しています。一念発起で一昨年購入した新品の手刺し剣道具は今回

 

も日の目を見ることはありませんでした…次回こそ出番なるか…!

第5回につづく

 

友澤 剛(平成14年卒) 記