第25回関西学連剣友剣道大会(関西OB大会)

 師走の大阪がつかの間の陽気に包まれた12月13日、「舞洲アリーナ」において第25回関西学連剣友剣道大会が開催されました。本大会は「OB大会」の名で親しまれる、関西学生剣道連盟加盟大学卒業生及び関西在住の他地域学連卒業生による大学対抗団体戦です。試合は性別、年齢により男女各2部門に区分され、それぞれのチーム編成、チーム数、年齢規定は以下の通りです。

部門 チーム編成 チーム数 年齢規定 備考
男子1部 5名編成  4チームまで出場可 先鋒/次鋒 22歳以上

チーム編成上、年齢基準に合致しない場合は、

合計年齢が149歳以上(大将の年齢は40歳以上)

中堅/副将 30歳以上
大将    45歳以上
男子2部 3名編成 4チームまで出場可 先鋒    50歳以上

チーム編成上、年齢基準に合致しない場合は、

合計年齢が165歳以上

中堅    55歳以上
大将    60歳以上
女子1部 5名編成 4チームまで出場可 先鋒    20歳以上

チーム編成上、年齢基準に合致しない場合は、

合計年齢が121歳以上(大将の年齢は27歳以上)

次鋒/中堅 22歳以上
副将    27歳以上
大将    30歳以上
女子2部
3名編成
4チームまで出場可

先鋒/中堅/大将   

      35歳以上


 

 以上の規定に則り、本年も男子1部65大学111チーム555名、男子2部44大学76チーム228名、女子1部24大学31チーム155名、女子2部11大学15チーム45名が出場する今大会に、本学も、男子1部2チーム10名、男子2部3チーム9名、女子1部5名の総勢24名のOBOGが、次の布陣で臨み、母校の名誉を賭けて各チーム健闘しました。

男子1部Aチーム

 先鋒:大浦 勇士 先輩(H22年卒、  五段)

 次鋒:西島 祥浩 先輩(H21年卒、  四段)

 中堅:太田 雅史 先輩(H17年卒、  五段)

 副将:高尾 英生 先輩(H12年卒、  六段)

 大将:小林 竜太 先輩(H 3年卒、錬士六段)

 

 第1回戦

  縦之会A 1(2)代- 1(2) 京都産業大学

                    刀和会B

 第2回戦

  縦之会A 4(6) - 0(0) 大阪歯科大学

                  剣友会

 第3回戦

  縦之会A 1(1) - 2(3) 同志社大学

                  剣友会B


第1回戦
チーム 縦之会A 1(2)代 1(2)

京都産業大学B

先鋒 大浦 引き分け

松澤 

次鋒 西島 メメ コ 

三雲 

中堅 太田 引き分け 

小西 

副将 高尾   メ 

立見

大将 小林 引き分け 

西角 

代表 太田  

三雲

 

第3回戦
チーム 縦之会A 1(1) 2(3)

同志社大学B

先鋒 大浦 引き分け

笹森 

次鋒 西島   メコ

大石原

中堅 太田  

篠原 

副将 高尾  

岩切 

大将 小林 引き分け 

木佐

 

第2回戦
チーム 縦之会A 4(6) 0(0) 大阪歯科大学
先鋒 大浦 引き分け 石野
次鋒 西島 メメ   高谷
中堅 太田 ツメ   桐村
副将 高尾   井山
大将 小林   福井

 


男子1部Bチーム

 先鋒:盛山 寛史 先輩(H23年卒、  四段)

 次鋒:應地 紀宏 先輩(H18年卒、  六段)

 中堅:吉田 大樹 先輩(H14年卒、  五段)

 副将:濱田 徳明 先輩(H10年卒、錬士六段)

 大将:宮北 守啓 先輩(H 5年卒、  五段)

 

 第1回戦

  縦之会B 0(0) - 1(1) 奈良産業大学

                    三室会   


第1回戦
チーム 縦之会B  0(0) 1(1) 奈良産業大学  
先鋒 盛山 引き分け 岡田
次鋒 應地 引き分け 見本
中堅 吉田 引き分け 小川
副将 濱田 引き分け 
大将 宮北   コ  都築

 


男子2部Aチーム

 先鋒:石田 明久 先輩(S57年卒、教士七段)

 中堅:田頭 啓史 先輩(S52年卒、教士八段)

 大将:山本 眞人 先輩(S46年卒、教士七段)

 

 第1回戦

  縦之会A 0(0)代- 0(0) 大阪経済大学

                  大樟会A

 第2回戦

  縦之会A 2(3) - 1(1) 長崎大学

                  鶴翔会B

 第3回戦

  縦之会A 1(1)代- 1(1)   京都産業大学

                  刀和会A

 準々決勝

  縦之会A 0(0) - 2(3)   国士舘大学

                  回天剣友会A


第1回戦
チーム 縦之会A 0(0)代 0(0) 大阪経済大学A
先鋒 石田 引き分け 
中堅 田頭 引き分け 古畑
大将 山本 引き分け  川田
代表 田頭  

 

第2回戦

チーム  縦之会A  2(3) 1(1) 長崎大学B 
先鋒 石田 コ    月原
中堅 田頭 コメ   中南
大将 山本     甲斐

 


第3回戦
チーム 縦之会A 1(1)代 1(1) 京都産業大学A
先鋒 石田   古川
中堅 田頭
  松永
大将 山本 引き分け  渡辺
代表 田頭   古川

 

準々決勝

チーム  縦之会A  0(0) 2(3) 国士舘大学A 
先鋒 石田   メメ  遠山
中堅 田頭 引き分け  坪倉
大将 山本   コ  大橋

 


男子2部Bチーム

 先鋒:杉本 安隆 先輩(S61年卒、錬士七段)

 中堅:森本 俊也 先輩(S60年卒、錬士六段)

 大将:小林  進 先輩(S52年卒、教士七段)

 

 第1回戦

  縦之会B 1(2) - 0(0) 防衛大学

                  防大剣友会A

 第2回戦

  縦之会B 1(2) - 0(1)   大阪商業大学

                  剣道部OB会B

 第3回戦

  縦之会B 0(0) - 3(5)   東海大学

                  不滅会B 


第1回戦
チーム 縦之会B  1(2) 0(0) 防衛大学A  
先鋒 杉本 引き分け  奥村
中堅 森本 メメ    園田
大将 小林 引き分け   斉藤

 

第2回戦
チーム  縦之会B 1(2)  0(1) 大阪商業大学B
先鋒 杉本 メ 引き分け メ 斎野
中堅 森本   稲野
大将 小林 引き分け 川口

第3回戦
チーム 縦之会B  0(0) 3(5) 東海大学B  
先鋒 杉本   メメ 平野
中堅 森本     東出
大将 小林    メコ 竹内

 


男子2部Cチーム

 先鋒:奥  智雄 先輩(S61年卒、  五段)

 中堅:堂内 昌孝 先輩(S57年卒、錬士七段)

 大将:菅沼 満寛 先輩(S53年卒、教士七段)

 

 第1回戦

  縦之会C 0(0) - 3(4) 長崎大学

                  鶴翔会A


第1回戦
チーム 縦之会C 0(0) 3(4) 長崎大学A  
先鋒   メ  濱松
中堅 堂内   メメ
市丸
大将 菅沼

 

安達

 


女子1部

 先鋒:織田 明悠未 先輩(H27年卒、三段)

 次鋒:後藤 未沙  先輩(H26年卒、四段)

 中堅:二谷 麻由  先輩(H21年卒、三段)

 副将:田中 典子  先輩(H21年卒、三段)

   (旧姓 中川)

 大将:原田 友香  先輩(H17年卒、四段)

   (旧姓 法花)

 

 第1回戦

  縦之会 3(6) - 0(2)  関西学院大学

                 雄華会B

 第2回戦

  縦之会 1(2) - 0(0)  園田学園女子大学

                 園女大OG会C

 準々決勝

  縦之会 2(2) -本2(3)  大阪教育大学

                 右武会

 

                                             


第1回戦
チーム 縦之会 3(6) 0(2) 関西学院大学B 
先鋒 織田 ココ 鈴田
次鋒 後藤 メ 引き分け コ  棚原
中堅 二谷  引き分け 前川
副将 田中 メ    田浦
大将 原田 コメ   荻山

 

第2回戦
チーム  縦之会  1(2) 0(0) 園田学園女子大学C
先鋒 織田 引き分け 大家
次鋒 後藤 引き分け 湯地
中堅 二谷 引き分け 上田
副将 田中 不戦勝    
大将 原田 引き分け 河野

準々決勝
チーム 縦之会 2(2) 2(3)本 大阪教育大学 
先鋒 織田 引き分け 間吾
次鋒 後藤   メメ 牧野
中堅 二谷   中西
副将 田中   天野
大将 原田   コ  篠原

 


 今大会は、接戦に次ぐ接戦を二度の代表者戦で制した男子2部Aチーム、年に一度竹刀を握る平成21年卒コンビの活躍により優勝校の大阪教育大学を本数差で苦しめた女子1部チームが、ベスト8に進出し、入賞まで後一歩の戦績でしたが、卒業後各々が様々な環境で稽古に励み、年に一度、「甲南学園縦之会」の名のもとに集い、学生時代以来の大学対抗団体戦に臨む姿は、出場選手のみならず応援のOBOG、更には現役学生にも帰属意識や一体感を生ぜしめたに違いありません。出場OBOGにおかれましては、これを機に平素の現役剣道部活動ならびにOBOG会活動にも参画いただくことを切に願います。

 また、今大会の運営にあたり、本学より以下の先輩に役員の労を取っていただきました。

  

  大会委員 杉本 安隆 先輩(S61年卒)

   

 以上の先輩を始め、大会当日、ご来場賜りました先輩方に、厚く御礼申し上げます。

 

  ご来場の先輩  稲留 和寛 先輩 (S49年卒)

          安井 洋一 副会長(S50年卒)

          東浦 聖員 先輩 (高校S48年卒)

          島崎 啓輔 先輩 (H 5年卒)

          原田 卓磨 先輩 (H17年卒)

          村田 順紀 先輩 (H24年卒)          

          中川 佳美 先輩 (H25年卒)

 

 最後に、大会係員はもとより、大会当日の早朝から、出場OBOGの案内を始め、各チームOBOGのお世話いただいた本学の現役学生諸君に縦之会会員一同、深く感謝いたします。

 なお、今大会の結果は次の通りです。

 

  男子1部優勝  関西大学 剣友会A

      準優勝 中央大学 剣友会A

      第三位 鹿屋体育大学 関西剣友会A

      第三位 国士舘大学 回天剣友会A

  男子2部優勝  東海大学 不滅会B

      準優勝 日本体育大学 剣友会

      第三位 国士舘大学 回天剣友会B

      第三位 国士舘大学 回天剣友会A

  女子1部優勝  大阪教育大学 右武会

      準優勝 大阪体育大学 OG会B

      第三位 近畿大学 梅門会B

      第三位 近畿大学 梅門会A

  女子2部優勝  鹿屋体育大学 関西剣友会

      準優勝 大阪体育大学 OG会B

      第三位 武庫川女子大学 もみじ会

      第三位 立命館大学 若竹会     

本年も男子1部111チーム、2部76チーム、女子1部31チーム、2部15チームのOBOGが983名参加
本年も男子1部111チーム、2部76チーム、女子1部31チーム、2部15チームのOBOGが983名参加
開会式に出席する男子1部チームの先輩方(手前より3列目)
開会式に出席する男子1部チームの先輩方(手前より3列目)

開会式後に選手全員で準備体操を行うのも本大会の特徴の一つ
開会式後に選手全員で準備体操を行うのも本大会の特徴の一つ
開会式後には鏡山博行 先輩(高校S29年卒、大阪大学卒)が80歳を迎えられても益々壮健な演武を披露された
開会式後には鏡山博行 先輩(高校S29年卒、大阪大学卒)が80歳を迎えられても益々壮健な演武を披露された

試合に先立ち役員・選手を含めた合同稽古会が実施された
試合に先立ち役員・選手を含めた合同稽古会が実施された
各チーム入念にウォーミングアップ
各チーム入念にウォーミングアップ

様々な環境で各々修錬に励むOBOGが母校の名誉を賭けて共に戦う
様々な環境で各々修錬に励むOBOGが母校の名誉を賭けて共に戦う
本大会初参戦の濱田先輩(H10年卒)の二刀が対戦相手を苦しめた
本大会初参戦の濱田先輩(H10年卒)の二刀が対戦相手を苦しめた

初戦の京都産業大学Bチームとの代表戦では「太田のメン」で今大会も大きくチームの勝利に貢献した太田先輩(H17年卒)
初戦の京都産業大学Bチームとの代表戦では「太田のメン」で今大会も大きくチームの勝利に貢献した太田先輩(H17年卒)
初戦の関西学院大学Bチームとの先鋒戦では本年卒業の織田先輩(H27年卒)が上段相手にコテを連取しデビュー戦を飾る
初戦の関西学院大学Bチームとの先鋒戦では本年卒業の織田先輩(H27年卒)が上段相手にコテを連取しデビュー戦を飾る

ご家族の応援を背に全勝の大健闘を見せた田中(旧姓 中川)先輩(H21年卒)
ご家族の応援を背に全勝の大健闘を見せた田中(旧姓 中川)先輩(H21年卒)
二度に亘る代表者戦を制しチームをベスト8進出に導いた田頭先輩(S52年卒)
二度に亘る代表者戦を制しチームをベスト8進出に導いた田頭先輩(S52年卒)

大会終了後の出場選手有志による反省会♪香川から参戦の應地先輩(H18年卒)も参加。
大会終了後の出場選手有志による反省会♪香川から参戦の應地先輩(H18年卒)も参加。