大学剣道部に強化委員会を設置

　7月5日の常任幹事会において大学剣道部に「強化委員会」を設置することが承認されました。本年度より、伊藤 明裕 新師範をお迎えし、熱心且つ的確なご指導のもと、大学剣道部の強化が進む中、本学ＯＢも現指導陣(監督・助監督)を中心に、統一された方針のもと、組織的に大学剣道部の指導に当たるべく、指導体制の再構築を図ることとなりました。

　強化委員会は、監督・助監督と強化委員により構成される、学生の精神面・技術面の強化を目的とした組織です。その具体的役割としては、①学生指導方針の策定②統一した指導方針に則った組織的な技術指導③大学剣道部強化に係る企画立案④各種研修会等内容のＯＢ・現役学生に対する伝達⑤若手指導者の養成、等が挙げられます。

　強化委員は、その熱意と豊富な指導経験、卓越した技術により、大学剣道部の指導における実質的な責任者である監督・助監督を側面から支援することのできる、教士七段以上のＯＢで、現指導陣がスケジュール面でフォローできない平日の稽古における指導を担います。

　常任幹事会での決定を受け、早速、7月25日に第1回強化委員会が実施され、常任幹事会において強化委員として推薦のあった山本 眞人 先輩(Ｓ４６年卒)・田頭 啓史 先輩(Ｓ５２年卒)・石田 明久 先輩(Ｓ５７年卒)が、招集されました。当日、強化委員会に先立っての会合では、この組織を直轄する縦之会 西村 元信 会長(Ｓ４２年卒)より、招集された3名への趣旨説明・意思確認を経て、強化委員として正式な任命がありました。続く強化委員会では、伊藤師範にもご出席いただき、学生指導方針について、方向性を確認し、その具体的内容を討議しました。話題の大半は、学生の精神面に関する問題(意欲・自主性・目的意識・リーダーシップ等)に及び、出席者からは忌憚の無い意見を得ることができました。本会議の内容を踏まえ、指導方針を策定し、8月より学生との意思疎通を図った上で、本格的な指導態勢に入ります。

　こうした先生・先輩方による、更に充実した指導体制のもと、現役学生においても、まずは目標達成の為に意識改革が求められます。ＯＢＯGの皆様方におかれましては、縦之会ならびに剣道部活動に、より一層のご協力ご支援賜りますようお願い申し上げます。