風の暖かさにようやく春の訪れを感じる3月17日~3月23日、「伯耆富士」として名高い大山(だいせん)を西に仰ぎ見る、鳥取県倉吉市「関金町農林漁業者等健康増進施設」において大学春季合宿を実施しました。本合宿は、春の大会シーズンに向け、部員一同が6日間、寝食を共にすることにより、チームとしての団結力を強め、一方で個々の基礎体力・技術力の向上、地力を養うことを目的とした強化合宿です。本合宿を通しての練習内容としては、入念なストレッチ・準備体操・素振りに始まり、午前の2時間30分は追い込み稽古等、基礎体力の向上を目的とした稽古に充て、午後の3時間は技術力の向上、地力を養うことを目的とした稽古に充てました。前半の18日~20日には台湾での第10回国際文化都市交流剣道大会から帰国されたばかりの、田頭啓史 先輩(S52年卒)と石田明久
先輩(S57年卒)が参加され、礼法所作から基本・応じ技について徹底指導いただきました。更に後半の21日~22日には、鳥取県立八頭高等学校剣道部の皆様が2日間全日程参加され、午後には本学部員との試合稽古も実施しました。同校は過去に全国大会出場も複数回果たした県内トップレベルの強豪校で、本学にもOB・現役部員含めて3名の卒業生を送り出しており、今合宿に参加された米田恵太
先輩(H24年卒)もその一人です。
今合宿中、部員達は1日計5時間30分の激しい練習で疲れた身体を宿泊先である国民宿舎「グリーンスコーレせきがね」の関金温泉(美しく透明な様子が「白金」に例えられる、名湯百選の一つ)で癒し、大きな怪我人もなく、全員で元気に6日間を乗り切りました。なお、6日間の期間中、今合宿に参加いただいた方々は以下の通りです。
鳥取県立八頭高等学校剣道部 様
田頭 啓史 先輩(S52年卒)
東浦 聖員 先輩(高校S48年卒)
菅沼 満寛 監督(S53年卒)
石田 明久 先輩(S57年卒)
堂内 昌孝 監督(S57年卒)
森本 俊也 助監督(S60年卒)
友澤 剛 先輩(H14年卒)
盛山 寛史 先輩(H23年卒)
村田 順紀 先輩(H24年卒)
米田 恵太 先輩(H24年卒)
以上、ご多忙の折、遠路お越しいただき、誠にありがとうございました。
最後に特筆すべきは、今合宿が、1回ずつの練習内容を各出身校での稽古内容に基づいて新4年生各々が考案し、指揮を執るなど、新幹部として、今後の成長を期待できるリーダーシップが発揮された合宿であったことです。